震度と加速度
 地震動の強さを表すものの1つに震度があります。以前震度観測体感で行われてましたが、現在は器械により観測され、計測震度と呼ばれます。計測震度は加速度波形から計算されます。計測震度の計算には、加速度の大きさの他にも、揺れの周期や継続時間が考慮されますので、最大加速度が大きい場所が震度も大きくなるとは限りません。強震動は地震や観測点の地盤や地形などによって異なります。
ガル(gal)

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 宮城県沖の地震で大船渡の震度は6弱(計測震度は5.8)、十勝沖地震で浦河測候所の震度も6弱(計測震度は5.6)でしたが、最大加速度は大船渡が1105.5gal、浦河が348.9galでした。このように最大加速度が大きくても震度が大きくなるとは限りません。これは計測震度の計算に加速度の大きさの他に、地震波の周期や継続時間が考慮されているからです。

 

 

 

 

 

 

 図は均一な揺れが数秒間続くと仮定した時、地震波の周期、加速度と計測震度との関係を表したものです。実際の地震波はさまざな周期の波が含まれているので、震度7が加速度で何galに相当すると言えませんが、仮に周期1秒の波が同じ振幅で数秒間続くとすると、震度7の下限に相当する計測震度6.5以上になるためには、3成分の合成値で約600gal以上の加速度が必要です。これが周期0.1秒の波になると2700gal以上になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 加速度の単位で、人間や建物にかかる瞬間的な力の事。地震動の加速度で一秒間にどれだけ速度が変化したか表す単位で、震度同様、同じ地震でも観測地点の位置によって違う値を示す。これはガリレオ・ガリレイ(イタリアの天文学者)の頭文字からとったもので、速度が毎秒1cm(1カイン)ずつ速くなる加速状態を1ガルとしている(1ガル=1cm/sec2)。地上で物体が自由落下するとき、落下する速度は毎秒980カインずつ増す。これにより重力の加速度は、980ガルとなる。重力加速度は980ガル=1g(ジー)で表す。気象庁の震度計は測定した加速度の揺れの周期などで補正し、震度をはじき出す。ガルは大きいほど揺れが激しいことを示すが、必ずしも震度や被害とは直接結び付かない。建物などの被害は地震の周期や継続時間に影響を受ける面が大きいからだ。地震時に物体に働く力の大きさは,その物体の質量と地震により生じる加速度の積となることから,昔から地震による揺れの尺度として慣例的に用いられている。

 

 

 

 

 

 

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